サツキは今、待望の開花期を間近に控えています。昨年から今春までの手入れの成果が現れる時期でもあります。そして、そしてちょっと気が早いかもしれませんが、約1ヶ月後からは花後の手入れに追われることになります。サツキ盆栽は、この花後の手入れが年間を通じてもっとも忙しく、また年々確実に樹形を整えていくにはもっとも大切なものです。 このビデオは、若木、盆養名木、銘木、銘花盆栽、そして畑上げ粗木素材のそれぞれの花後の整枝剪定技術を的確にかつ分かりやすく紹介しています。 若木でまだ枝ぶりのできていない素材の、花後の剪定。込み過ぎた枝の間引き剪定の方法、これ以上大きくしたくない枝の追い込み剪定と、もっと長く充実した枝にしたい場合の剪定法。このそれぞれに応じて、今年の新梢や古枝の剪定部位が異なります。このビデオではその違いをより具体的に分かりやすく紹介します。 どんな名木でも一朝一夕にできるものではありません。 しかし盆栽樹形にたいするセンスは別にして、どんな枝ぶりにしたいかという目的に応じた、ごく基本的な剪定技術があります。プロや名人とはその基本技術を的確に継続して行なっている人であり、基本技術そのものはけっして難しいものではありません。スピードが要求されるいわゆる職人的な技が名木を産み出すのではなく、的確な基本技術の積み重ねが名木を創りあげるのです。 このビデオの最終章では、サツキの代表的名花「日光」を例に、ほぼ幹だけを残した畑上げ素材から盆栽仕立て7年間の軌跡を紹介しています。 日本盆栽作風展で三度の内閣総理大臣賞を受賞し、日本皐月協会の花季陳列展においても幾多の受賞作品を手がけた小林國雄氏が、その必要十分な剪定技術のポイントをわかりやすくかみくだいて紹介しています。このビデオ「さつき盆栽」一巻で、あなたのサツキ盆栽もきっと名木へ変身することでしょう。