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正しいはさみの使い方 2004年2月トピック

取材協力 川澄昌国氏
(株)昌国
はさみ各部の名称
盆栽を剪定する際のポイント

枝の太さと切る場所に
適したはさみを使う
一丁のはさみですべての剪定を行うと盆栽にもはさみにも余計な負担がかかります。また木の奥にある枝を剪定するときは柄の長いものを使うなど工夫すれば剪定作業は一段と楽になります。
剪定ばさみは枝の太さと切る場所によって使い分けることが大切です。
はさみは正しく持つ はさみがぐらつかないように正しくしっかりと持つようにします。
太いものは刃元で切る

枝の剪定は刃元に近いほうで切るようにします。余計な力を使わずに盆栽にもはさみにも負担をかけない切り方ができます。


はすに切る 多少斜めに切ると少ない力で切ることが出来ます。刃を長持ちさせ、盆栽の負担も軽減します。
一呼吸で切る。

剪定に限らずはさみで何かを切る場合は「早すぎず、遅すぎず」途中で止めたり速度を変えたりしないで、「一呼吸で切る」ことがポイントです。
一呼吸を目安に切るスピードを覚えましょう。

良く切れる はさみを
使う
剪定をする上で一番大切なことは良く切れるはさみを使うことです。切れ味が悪いと盆栽もはさみも痛めます。はさみは常によく切れる状態を保つように日ごろの手入れをしっかりするようにします。以下、はさみの手入れ方法をご紹介します。
剪定はさみを長持ちさせる方法 はさみくん
ポイント1 刃の裏面を良く手入れする。
ポイント2 軸に潤滑油をさす。
ポイント3 切れるうちに研ぐ。
剪定ばさみを長く切れ味良く保つために、気をつけて手入れをしていただきたいのは「刃の裏面」「軸」です。ここでは簡単に出来、一番良い手入れ方法をご紹介します。

1.
樹液を落とす
 
盆栽を剪定すると必ず樹液が付着します。鋏の使用後にはこの樹液をきれいに落とすことが大切です。樹液は固まってしまうと落ちにくくなりますが、使い終わったらすぐに、かたく絞った濡れ雑巾で丁寧に拭くと簡単に落とせます。
2. 水分を良く
拭き取る
樹液をきれいに取り除いたあとは水分を良く拭き取ります。
3. 潤滑油を注す
 

水分を完全に拭き取ったら,サビを防ぐために全体に薄く油を塗っておきます。そして、刃と軸の部分に潤滑油を注します。油はいろいろありますが、中でもお勧めは「ミシン油」等の鉱物油です。また、車のエンジンオイルも良いです。軸に注す油は潤滑性の良いものをお勧めします。

4.

切れるうちに研ぐ

はさみを常に切れる状態に保つためには、はさみが切れるうちに研ぐことが一番大切です。刃物を研ぐ場合、切れなくなってから研ぐといったケースが多いようですが、常にはさみを良く切れる状態に保つためには「予防」の意味でもはさみが切れるうちに研ぐことが大切です。はさみの研ぎは難しいと思っている方がおられますが、はさみ研ぎの専用砥石を使用すれば、誰でも簡単、確実に研ぐことが出来ます。





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